見つめる音の先には

音楽家/バリトン歌手 春日保人のブログ

CDアルバム リリース!

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ルーツ ROOTS

自己の音楽の源流を、多様なレパートリーで歌いあげた新星バリトンとデビュー作。

 

春日保人は東京藝術大学及び大学院を卒業。大学院ではバロック専攻で、その後バッハ、モンテヴェルディシャルパンティエをなど、多くの宗教作品で活動。また、オペラでの活動も目立つなか、現代の邦人作品にもレパートリーを拡充し、徳山美奈子、樹原涼子などの作曲家から作品を献呈され、初演を行っていることも特筆されるでしょう。アルバムの前半、20世紀中期にかけて活動した2人の邦人作曲家では、時代の背景や作品の特質に焦点を置き、それらを誠実に歌い上げることで、夭逝の天才たちへのオマージュとしています。後半のラテンの熱さを秘めた歌声が、想いをひそめたガルデルで閉じられるこのデビュー盤は、秀抜な呉のピアノを得て、このバリトンの「今」を鮮やかに伝えています。

 

【収録情報】
貴志康一:歌曲集
● かごかき
● さくらさくら
● 藝者
● 船頭唄
● 富士山

早坂文雄:春夫の詩に拠る四つの無伴奏の歌
● うぐひす
● 嫁ぎゆく人に
● 孤独
● 漳州橋畔口吟

ピアソラ:バチンの少年

ファリャ:7つのスペイン民謡
● モーロ布地
ムルシア地方のセギディーリア
アストゥリアス地方の歌
● ホタ
● 子守歌
● カンシオン
● ポロ

ガルデル/呉 恵珠 編:想いの届く日

 

春日保人 (バリトン)
呉 恵珠(ピアノ)

録音時期:2017年8月28-31日
録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

レーベル : Octavia Exton
発売日 : 2018年03月21日

 

ルーツ https://www.amazon.co.jp/dp/B079VD5TXX/ref=cm_sw_r_cp_api_i_6kZ7AbN2KAFJ2